2017年07月28日 09時11分

中小消費者金融なら大手とは違い独自審査を行っていることから、絶対借りれると期待してしまうほど幅広い属性の方が融資を受けています。小口融資という特徴がありますので、貸付をする側としてもリスクを抑えているという側面があります。

しかし、中小消費者金融は大手のようにテレビCMや広告をあまり出していないことから、知名度が低めであることが否定できません。そのため、闇金が紛れ込んでいる心配がありますので、誤って申し込んでしまわないよう注意をしましょう。

「貸金業登録番号」という数字があり、都道府県や国から貸金業者だと認可されていることの証しとなっています。金融庁のホームページを見てみると、貸金業登録番号を調べられるページが一般公開されていますので、正規の業者であるかどうかはこちらで確認することができます。申し込みを検討する中小消費者金融会社があれば、登録番号を確認してみてください。

現在は貸金業法が改正されたことから、金利に上限が設けられるようになりました。あまりにも高額な金利で貸付ができないようにするための措置ですので、これを上回る高金利で融資をしているところがあれば闇金です。

上限金利の数字は、貸付けする金額に応じて3種類あります。融資金額が100万円を超えると、年率15％まで。10万円以上100万円未満の場合は、年率18％まで。10万円未満であれば、年率20％までです。

闇金がダマす手口として、法律で提示している年率とは違った言い回しをすることがあります。年率というのは、1年間借り入れしていた場合に何％の金利がかかるかを表現しています。しかし、闇金は10日で1割などと年率ではない表現で比較をしずらくしてくるのです。年率でない表現で金利を提示しているところは、とりあえずやめておきましょう。

中小消費者金融で信頼できる老舗の会社は、全国のあちこちに存在しています。わざわざ闇金にひっかからなくても、十分にお金は借りられます。また、消費者金融で審査落ちしてしまっても、公的な場所から小口融資を破格の低金利で受けるという手段も残されています。闇金に引っかかる必要は全くありませんので、十分注意してください。